碧血録８（通算２０）話視聴v

平助くーーーん！！
山南さーーーん！！

……（涙）

土方さんルートの山南さんだいすきだ。

以下、折り畳みますっ。

OP前、辻斬りか？！のシーン。
山南さんの目は冷静でしたね。
京でも、江戸でも、会津でも（推測）、仙台でも、血を求めた羅刹隊士を一人で粛正していたんですね（涙）。
羅刹となる者のために土方さんと反目してまで薬の改良を続けた山南さん。その者たちを己が手にかけ続けなければならなかった山南さんの孤独に胸が痛みます。
ああ山南さんルートも欲しかったなぁ……（涙）

OP後、榎本さん颯爽登場！（番組違☆）
ちょっとだけど、近藤さんに声が似ている…（涙）

以後、わりと土方さんルートに忠実に事態が進みます。
平助くんが新型羅刹隊と戦闘をするのは庭先になりましたね。土方さんも平助くんも日中動いているので、羅刹が太陽に弱いというのを忘れがちな昨今ですが、直射日光の威力にたじろぐ平助くんがすごく辛そうで；；；ああ新型とはやっぱり違うのねということを思い知らされました（；；）

さて仙台城。
綱道さんはいわゆる「お家再興」のために動いていた、という描きかたでしたね。
非道なこともさらっとやっちゃうこの御仁ですが、すべては雪村家再興の為、千鶴ちゃんの為なんですよね。娘を愛する親としての一面も、雪村家再興を目指した──千鶴を主家筋とする御家人の一面も描いてくださったと思います。
彼もまた、微衷を尽くした人だったのですね…。
ゲームでの、妄執的で鬼気迫るお家再興道をひた走る、沖田さんルートの綱道＆薫タッグも結構好きですがv

山南さんはね、「格好つけすぎ！（平助くん）」でしたねvvv
綱道さんと協力して仙台城に現存する羅刹をすべて集め、土方さんが良しとすればそのまま羅刹を戦力として使用し、不要とされれば羅刹を殲滅する。
どちらに転んでも最善、と思われる策をとったわけですね。……惚れる。
たぶん、仙台城占拠も新政府軍からの使者である綱道さんを表にして自分は出ず、辻斬りの件も綱道さん配下の者たちの所行とカタがつけられるように細工していると思われます。
そう思わせる冷静さが、アニメ版ではずっと描かれてきたと思います。
攻略ルートがない山南さんが救済される、土方さんルートは唯一の道です。
彼を格好よく描いてくださって本当に感謝しています（；；）

そして平助くん。
ゲーム『薄桜鬼』未攻略のかたは、是非プレイしていただきたい！！
平助くんは羅刹隊に深く関わっているので、彼のエピソードを入れていくとアニメ版でメインになっている土方さんルートが成立しなくなっていまうんですよね…。
難しい選択だったと思います（；；）

「感謝してるよ。一度は離隊した俺を、また受け入れてくれて」
「最後に、少しは役に立ったかなあ、俺」（from ８／２０話）

……（涙）。

そういえばアニメでは、羅刹になった平助くんはいつも、率先して山南さんの動きを掴もうと動いてくれていましたね。左之さんや新八さんとぎゃいぎゃい騒いでいた頃とは違って、真剣な表情で、いつも。
平助くんの言葉にハッとした土方さんも、気づいたんじゃないでしょうか。
平助くんがずっと、伊東さんに付いて離隊したことに屈託を感じていたのだと。
土方さんも他の幹部隊士さんたちもそんな拘りは欠片もなかったからこそ、平助くんの気持ちには気づけなかったんじゃないでしょうか…。
涙をこらえる土方さんが、がっくりと頭（こうべ）を垂れる姿に号泣でした……（涙）。
彼もね、万能じゃないんですよね……（涙）

そんな土方さんが千鶴ちゃんに出した「局長としての命令」。
──彼が「局長」として命令をを出したのは初めて…？
仙台城で、羅刹隊に対する見解を山南さんに「新選組の局長命令」とされたことが、じわじわと彼に「局長」としての自覚を促したのかも知れません。
それまでは新選組を守る、率いると言っても、どこか思い切り難かったのでははないでしょうか…。

さて、本土に残された千鶴ちゃん。
大鳥さんは動いてくれたのか？
来週が楽しみです…っ！（>_<）